Zynqberryを観察する
どうも,まるさ@maruuusa83です.
Zynqberryってなんだ
トレンツエレクトロニック社が作っているシングルボードコンピュータ的なやつです.
Raspberry Pi2互換で,SoCにZynq XC7Z010を積んだボードです.
こんなかんじのやつ
今回は外観とか中身とかあれこれ観察してみます.
外観
かなりPi2とそっくりですね.
Raspberry Pi 2(奥)とZynqberry TE0726(手前)
実際基板サイズやねじ穴,各コネクタの位置もそっくり同じでした.
ですからRaspberry Pi 2が入るケースに収めることが・・・
できないこともあるかもしれません.
若干浮いてしまっている
基板が本家よりも若干厚く,手元のケースだと手で押さえないと土台から若干浮いてしまいました.
まぁきちんとケースを閉じることはできるのでそれほど気になりませんが.
いちおう普通に閉まった
表面
Zynqberry表面
USBとEthernetのコントローラはRasPi2と同じLAN9514ですね.
Lattice社のCPLDであるLCMXO2とFTDI社のUSB-UART変換ICのFT2232HQが乗っています. MicroUSBでUSB-JTAGをするために乗せているようです. 実際RasPiと違ってUSBでPCとつながっていればアレコレできちゃうので良い感じです.
他にも,SPIFlashが乗っています.ZynqのBootModeがQSPIに固定されており,このFlashから読みだされます. Linuxが動くようにするには,ここにSDを読みだすu-bootを置く必要がありました.
ところでZynqが乗っている位置はRasPiのSoCと微妙にずれているので,ケースに収めたとき若干カッコ悪くなりますw
若干右に寄っている
裏面
Zynqberry裏面
RasPi2と違ってRAMが表に移動しているので,裏はあっさりしていますね.
SDカードスロットですがが,SDを取り出すときに押し込んでもバネで飛び出してくれませんでした.
まんまRasPi2の代用になりそう
それでは
今回はこのへんで ノ
まるさ